コク・デール博士の研究室魚醤の秘密 魚醤といっても、日本にはいろんな魚醤があるんじゃ。しょっつるなんかは有名じゃな。

日本の魚醤について

日本には、食文化やそれぞれの地域に根づいた伝統的な魚醤があります。原料となる魚介の種類や、使用する部位、製造方法もさまざまです。

名 前 製造地 原 料
しょっつる 秋田県 ハタハタ、イワシ、アジ
さばわた醤油 新潟県、富山県 サバの内臓
いしる、いしり 石川県、北海道 イカの内臓
くさや汁 静岡県 ムロアジ
いわし醤油 島根県 イワシ
いわかた醤油 島根県 イカの内臓
かつおせんじ 高知県 鰹節製造時の煮汁
いかなご醤油 香川県 イカナゴ

かつては、余剰海産物の有効利用や保存を目的として魚醤がつくられていた背景もあり、特有の香り、色の濃さ、塩分の高さや、といったネガティブな印象が強かったため日本全国に広がり親しまれる魚醤はほとんどありませんでした。

コクデールは、美味しさを求め品質にこだわり、40年以上にわたり独自に技術改良を重ねた結果、「香り」「色」「塩分」などの課題を克服し、日本全国(一部海外を含む)で親しまれる魚醤の開発に成功しました。

日本における魚醤の需要

日本での魚醤の需要は、近年著しく増えており、一般家庭の食卓にまで広がりを見せています。
加工食品においては、市販されているキムチ、焼肉・蒲焼・焼き鳥などのたれ類、おでん・鍋物・めん類などのつゆ、その他、水産加工品、畜肉加工品、など幅広い用途に使われています。